2011年8月25日14:37
富士通マーケティング(FJM)とワイ・シー・シー(YCC)は、2011年9月3日に山梨県韮崎市がJR韮崎駅前に開設する「韮崎市民交流センター(愛称NICORI ニコリ)」内の市立図書館に、山梨県内では初となるFeliCaを活用した図書管理システムを構築、納入したと発表した。
韮崎市では市立図書館を、市民会館から市民交流センターの2階に移転し、新たに開設。これに伴い、蔵書数を従来の約1.25倍の約10万冊に増やし、あわせて利用者へのサービス向上と、運営の負荷を軽減するべく、最新のIC技術を活用した図書管理システムを導入した。新図書館では、おサイフケータイ機能を持つ携帯電話での図書貸し出しやIC予約棚による予約図書・資料の受け取り自動化、ICゲートによる盗難防止や貸し出し未手続き資料の特定などの住民サービスを実現するという。
FJMはこれまで日本全国で図書館システムを納入しており、公共、大学および専門図書館において約200ユーザの実績がある。一方YCCは、山梨県内においてこれまで図書館システムを多数構築している。FJMとYCCは、図書館情報システム「iLiswing21/We V2(アイリスウィン21 ダブリューイー)」を活用した最新のIC図書館システムを構築した。