2012年7月11日15:27
凸版印刷は、間接転写方式において世界最速クラスの発行スピードを実現したカードプリンタ「CP500」を、社員証や学生証、会員証などの用途向けに、2012年7月中旬から販売を開始すると発表した。
CP500は、凸版印刷の従来製品の特長である顔料インキ使用による高い耐久性やセキュリティ性はもちろん、磁気カードから非接触カード、接触ICカードまで扱える高い対応力はそのままに、発行スピードを約2倍(53秒から28.8秒)に向上した。さらにサイズ・重量で約3分の2となる小型・軽量化を実現した。また、消費電力も約半分に削減し、環境への負荷を軽減した。企業は、CP500の導入により、省スペースで効率よく、さまざまな種類のIDカードの発行が可能になる。
凸版印刷は、IDカードニーズのある教育関連、一般企業をはじめベンダー各社、各自治体に向けて販売し、2012年度で3億円の売り上げを目指す。