2013年3月4日19:20
NTTソフトウェアは、スタンプラリーを行うイベント主催者や、商業施設などの案内表示を行う管理者向けに、NFC技術を用いた位置情報応用ソリューション「mobicollet(モビコレット)」を2013年4月から提供すると発表した。
「mobicollet Stamprally Edition」では、スタンプラリーにおける押印の代わりにNFCタグをスマホにかざすだけの電子化を実現している。NFCタグにタッチした時の音や映像の演出によって、より楽しいスタンプラリーで参加者へのサービスを向上し、途中で離脱した参加者も含めて、すべての押印履歴データを活用した販促活動を実現するという。
また、「mobicollet Navi Edition」では、屋内施設の地図の目的地にスマホをかざすだけで、利用者の位置と向きを基準としてGPSを利用せず案内ルートを表示可能だ。初めての場所や、複雑で分かりにくい施設の利用者を支援することで、目的地までのスムーズな誘導が可能となり、顧客へのサービス向上を実現するという。
NTTソフトウェアでは今後、既存のノウハウであるGIS(地理情報システム)を含めた位置取得技術、およびサービスの対象分野を増やすことでサービスラインナップを広げていく予定だ。同社では今後3年間で180社へのサービス提供を目指す。