2014年3月31日15:50
アイルは、アパレル企業向けスマートフォン会員アプリサービス「CROSS POINT Apps(クロスポイント アップス)」を開発したと発表した。同サービスは、実店舗とECサイトのポイント・顧客一元管理サービス「CROSS POINT」と連動したサービスとなる。
特長として、パッケージ型アプリのため、企業ごとにゼロからアプリを構築する場合と異なり、コストを抑えながら短納期での導入が可能となる。また、カスタマイズも可能なため、独自の機能追加にも柔軟に対応できるという。
さらに、スマートフォンを会員カード・ポイントカードとして利用できるほか、商品カタログの表示や購入履歴参照、店舗検索など、アパレル企業の会員アプリに必要な機能を標準搭載している。
そのほか、キャンペーン情報などを知らせるプッシュ通知やGPSによる近隣店舗検索、商品カタログからのECサイト誘導など、アプリを起点として実店舗、ECサイト両方への送客が可能だ。
同社では今後、コーディネート機能や、実店舗とECサイトの在庫連動機能などの追加を予定している。
アイルによると、アパレル業界において実店舗とECサイトの顧客情報・ポイント情報を一元化したいというニーズが高まってきているが、システムの構築には時間とコストがかかるため、大手企業のみにとどまっているのが現状だという。アイルでは、中小企業でも導入できるよう、パッケージ型にすることでコストを抑えて提供できるとしている。