2010年8月5日 11:04
カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)は、「Tカード」と同様の利便性と多機能性をインターネット上で提供する共通ログインサービス「TログインID」を10月初旬より開始すると発表した。
Tログイン IDは、従来Tカードが提供してきた共通ポイントや会員証/IDといったサービスをインターネット上で提供するほか、既存の提携先各社でTカードを発行していることと同様に、今後は提携先各サイト経由でTログインIDを発行していく予定だ。これによりインターネット上からのT会員登録を拡大し、現在3,537万人のT会員数をTカード、TログインID利用者をあわせて2013年末までに6,000万人とすることを計画しているという。
すでにTカードを保持する会員は、「TログインID」に登録するとリアル店舗だけでなくネットの利用でもTポイントが貯まったり、使ったりすることが可能となる。Tカードホルダーでないユーザーも、TログインIDに登録した後にTカードを作った際には、Tカード、TログインIDのT会員番号を連携させることで、リアルとネット双方で連携したサービスが受けられるようになる。
まずは、エンターテインメント総合サイトおよびオンラインショッピングサービスの「TSUTAYA online」、DVD・CDネット宅配レンタルサービスの「TSUTAYA DISCAS」、そしてTポイントとTカードの総合サイトである「Tサイト」において、10月初旬より共通ログインサービス「TログインID」を導入し、1つのIDとパスワードで通販やポイント確認などのサービスを利用できるようにする。今後は、順次Tポイント提携先各サイトでのサービス提供を拡げていく。