2020年12月6日10:00
飛驒信用組合は、2020年12月4日に、「さるぼぼコイン」でしか購入できない飛騨高山の裏メニューを紹介するWebサイト「さるぼぼコインタウン」を公開した。また、「さるぼぼコイン」公式サイトについても併せてリニューアルを行っている。
なお、「さるぼぼコイン」はアイリッジの連結子会社であるフィノバレーが提供するデジタル地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を活用している。「さるぼぼコイン」は飛驒信用組合が普及を推進している、スマートフォンアプリ上で利用できるデジタル地域通貨となる。2017年12月に商用化を開始し、金融機関を発行母体とした国内初のデジタル地域通貨となっている。2020 年9月末時点で加盟店は 1,400 店舗、ユーザーは 1 万4,000名を超えており、飛騨市・高山市の市税支払い対応や、災害発生時の義援金募集の取り組み、コロナ禍における自治体や地域商店街と連携した地域経済活性化の取り組みなどにも対応しているそうだ。
「さるぼぼコインタウン」は、「さるぼぼコイン」が3周年の節目を迎えることを受け、現金の代わりの「電子マネー」としての役割を超えて「さるぼぼコイン」でしか買えないものや体験を作りたいという想いから企画された。地域でたくさんの商品開発を行うのは難しいという実情に対し、持続可能で、売る人も買う人も笑顔になるようなユニークなコンセプトとして、「飛騨の市民」の十人十色の魅力を商品として扱うサイトが生まれたそうだ。
サイトでは「市場に出回らないお酒、飛騨牛」「イタリア料理屋のカツ丼」「山」「夫婦の歌」「ひとりぼっちの時間」など、一風変わった裏メニューを、「おすすめ」「飲食」「商品」「ひみつ」「体験」の5つのカテゴリに分けて紹介している。