2020年5月11日14:30
岐阜県飛騨高山地域を対象とする電子地域通貨「さるぼぼコイン」を運営する飛騨信用組合は、岐阜県飛騨市と連携し、2020年5月下旬から、岐阜県飛騨市に住民票を置く全市民を対象に「飛騨市がんばれプレミアム電子地域通貨」を発行する。
「飛騨市がんばれプレミアム電子地域通貨」は国の特別定額給付金にあわせて行う、市内の需要喚起による事業者支援の取り組みだ。民間企業が運営する電子地域通貨としては「東海地方初」の取り組みで、「地域の店舗で消費される」、「キャッシュレスで衛生面や利便性も向上」、「商品券と異なり数円単位でも自由に利用可能」といった、事業者・市民双方のメリットが期待できるとしている。
5月下旬を目処に、飛騨市から全市民にお一人1 枚の「引換券」が送付される。その引換券を持って、ポイント発行場所である飛騨市内飛驒信用組合の窓口へ出向き、同事業専用の二次元コードを読み込みさるぼぼコインをチャージすることで、プレミアムポイントが付与される。
なお、「さるぼぼコイン」は、アイリッジの連結子会社でフィンテック事業を展開するフィノバレーの電子地域通貨プラットフォーム「MoneyEasy」を利用している。
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ペイメントナビ編集部
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