2021年5月17日18:35
アイティフォーは、2021年5月17日、同社のキャッシュレス決済端末「iRITSpay(アイ・リッツペイ)決済ターミナル」が、ジェーシービー(JCB)が提供するQR・バーコード決済スキーム「Smart Code(スマートコード)」の取り扱いを開始したと発表した。これにより、同端末を1台導入すると、店舗が従来扱っていた決済手段に加えて、Smart Codeを採用するさまざまなQR・バーコード決済が利用可能だ。
JCBでは、一般社団法人キャッシュレス推進協議会が定める統一QR・バーコード「JPQR」に準拠した統一規格として「Smart Code」を展開している。Smart Codeは、au PAYや銀行Pay、LINE Payなど、さまざまなQR・バーコード決済が可能なほか、大手コンビニエンスストア全店で利用可能になるなど、加盟店も拡大している。今回、同社の決済端末がSmart Codeに対応したことで、同端末が取り扱う決済の種類が増加する。加盟店は、現在Smart Codeを採用している国内外のさまざまなQR・バーコード決済サービスに加え、今後採用する決済サービスの利用が可能となる。
なお、「iRITSpay決済ターミナル」は、クレジットカード(磁気カード・ICカード、非接触ICカード)、デビットカード、プリペイドカードや電子マネーに加えて、中国系のQR決済の「Alipay」「Wechat Pay」、さらにLINE Pay、d払い、PayPay、楽天ペイなどといった国内主要QR・バーコード決済のほか、今回新たに追加されたSmart Codeにもこれ一台の導入で利用が可能だ。
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ペイメントナビ編集部
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