2017年2月6日19:47
アイティフォーは、提供するサービス、決済クラウド「iRITSpay(アイ・リッツペイ)」が2016年12月31日付けにて、ペイメントカード業界のセキュリティ基準である「PCI DSS(Payment Card Industry Data Security Standard)Ver3.0」に準拠したと発表した。
PCI DSSはペイメントカードの会員データ保護を目的として国際ペイメントブランドの5社(American Express、Discover、JCB、Mastercard、Visa)が共同で策定した国際的なセキュリティ基準である。
iRITSpay(アイ・リッツペイ)は、アイティフォーが2016年12月6日に発表した製品であり、ICチップ付きカードへの対応をクラウドサービスで行うもの。2018年に施行される改正割賦販売法では、2020年までにICチップ付きカードへの対応を義務付けている。カード番号などカード情報の保持に関しても厳格なセキュリティ対応を同法では求めており、その基準としてPCI DSSが用いられることとなった。クラウド型決済サービス「iRITSpay」(月額税抜き40万円)と決済ターミナル「iRITSpayターミナル」(1台税抜き8万円)を導入することにより、小売店はICチップ付きカードへの対応とカード情報保持に関するPCI DSS準拠を同時かつ低コストで導入できることを売りとしている。