2021年12月2日17:33
Showcase Gig(ショーケース・ギグ)は、 2021年1月に資本業務提携を行ったグローリーと2021年12月下旬より、東京・原宿に出店する次世代フルーツオレ専門店「The Label Fruit(ラベルフルーツ)」を共同で運営すると発表した。
今回の「The Label Fruit」では、 新しい価値観を持つZ世代(1990年半ば~2010年代生まれの世代)をメインターゲットとし、購買のあらゆるプロセスが楽しめるさまざまな仕掛けを盛り込んだそうだ。
商品はすべてスマートフォンから注文・決済する。注文用WEBサイトはショーケース・ギグが提供する「O:der(オーダー)プラットフォーム」を全面活用しており、Google MapやInstagramアカウントなどからアクセスが可能だ。また受取時間を指定することができるため、店頭で待つことはないそうだ。
モバイルオーダー時には、 ボトルラベルやフルーツオレの味を自分好みにカスタマイズすることが可能だ。また、フルーツオレの材料の配合やボトルのラベルデザインを好みに合わせてカスタマイズし、自分だけのオリジナル商品として購入できる。
商品はグローリーと共同開発した店内のスマートロッカーで受け取る。さらにパーソナライズシステムにより、受取時のスマートロッカー上で「自分だけの」デジタルアート演出を楽しむことができるという。
なお、グローリーとは、「The Label Fruit」店内に設置したカメラとAIBeaconで、利用者の属性情報をDMPへ蓄積し、消費者の利便性向上のためのマーケティング活用および新たな販促施策の考案を行うという。さらに店内では壁一面をスクリーンにしたプロジェクター映像を映し、映像への注目度の検証も行う。「The Label Fruit」は今後さまざまなデータを活用し、業態やターゲット層が異なる店舗にも応用できる販売促進施策を生み出していくそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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