2022年3月8日20:21
三井住友フィナンシャルグループ(SMBCグループ)は、ツルハホールディングスが提供しているツルハグループアプリに対し、2022年度冬をサービススタートの目標として、「Bank Pay」を中心としたキャッシュレス決済サービスを導入すると発表した。ツルハホールディングスでは、将来的な金融事業への進出を模索しており、キャッシュレス決済サービスの導入を皮切りとしたユーザー体験のさらなる向上を目指しているが、SMBCグループはその取り組みを支援するそうだ。
ツルハグループでは、グループ各社のポイントカードのデジタル会員証を搭載した各社公式アプリを2019年11月にリリースした。今回、SMBCグループは、全国のツルハグループ店舗において、各社のアプリの「会員証コード」を提示することで、簡単かつスピーディーに支払いできる決済サービスを目指して支援する。銀行口座との接続には、「Bank Pay」を活用する。
Bank Payは、日本全国100以上の金融機関が加盟する日本電子決済推進機構が運営するスマホ決済サービスとなる。Bank Payの仕組を活用し、企業が提供するアプリ上で銀行口座を登録可能とすることで、さまざまな金融機関の口座から電子マネーにチャージすることが可能だ。また、アプリ上のデジタル会員証機能とBank Payを連携させることで、支払いが可能となり、EC通販での支払手段としても利用可能だ。
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ペイメントナビ編集部
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