2022年4月17日7:00
南海電気鉄道、泉北高速鉄道、三井住友カード、ビザ・ワールドワイド・ジャパンは、2022年4月25日~12月11日まで、泉北高速鉄道の5駅でVisaのタッチ決済による実証実験を実施すると発表した。
利用者は、入出場時に駅窓口でVisaのタッチ決済機能のあるカード(クレジット、デビット、プリペイド)やスマホ等をタッチすることで入出場できる(収受する運賃の設定は大人運賃のみ)。同取り組みによって、すでに専用改札機を3月25日に設置済みの「中百舌鳥駅」を含めて、泉北高速鉄道の全駅でVisaのタッチ決済の利用が可能となり、南海電鉄との乗り継ぎ時には、乗継割引が自動的に適用される。Visaのタッチ決済を用いた鉄道の乗継割引を適用するシステムの導入は日本で初となるそうだ。
上記に加え、5月より順次、南海電鉄の5駅(岸和田駅、泉佐野駅、和歌山大学前駅、北野田駅、林間田園都市駅)に専用改札機を新設することで、これまで18駅だった利用可能駅を大幅に拡大し、南海電鉄と泉北高速鉄道併せて、合計28駅でVisaのタッチ決済を利用できるようになる。
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ペイメントナビ編集部
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