Visaのタッチ決済の実証実験を約1年間延長、泉北高速鉄道も参加へ(南海電気鉄道等)

2021年12月2日13:46

南海電気鉄道、南海りんかんバス、三井住友カード、QUADRAC、ビザ・ワールドワイド・ジャパン(Visa)、小田原機器は、Visaのタッチ決済による入出場の実証実験を南海電鉄16駅の改札と高野山内の路線バスで実施しており、2021年12月12日終了を予定していたが、2022年12月11日まで約1年間期間を延長すると発表した。

この延長期間中において、南海グループの泉北高速鉄道が実証実験に参画する予定だ。

なお、「QRコードを利用した改札の入出場」機能(2021年4月15日から実施)についても、2022年12月11日まで継続するという。

これまでの約9カ月間の実証実験により、Visaのタッチ決済対応のカード(クレジット、デビット、プリペイド)およびスマホ等による、改札での運賃支払いシステムの運用における検証に加えて、クラウドサービスのメリットを生かした運賃割引(キャッシュバック)といったサービスを各種キャンペーンとして実施し、これらの施策が、利用者の増加や定着につながると確認できたという。

また上記期間中、QRコードを活用したデジタルチケットを南海デジタルチケットと称し、 ①「時差通勤応援きっぷ」(オフピーク回数券)、②「なんばパークスシネマきっぷ」(往復乗車券+商業施設の連携)、③「高野山 デジタルきっぷ」の3種類を発売し、企画乗車券の企画設計から発売・利用までの検証や複数の事業者にまたがる商品をワンストップで購入できるサービスの提供などによって、本格導入に向けた課題や解決方法の知見を集めることができたとしている。

一方、 新型コロナウイルス感染症による緊急事態宣言等の対応措置により、当初の目的として掲げていたインバウンド旅客を中心とした顧客利便性に関する仮説の検証ができていない状況が続いているため、実証実験を1年間延長し、データを検証することで、インバウンド旅客に対する受け入れ基盤の整備を推進することとした。

また、本格導入へ向けたさらなる検証として、南海電鉄からの乗り継ぎ利用を想定した各種実証実験の検討を進めており、2022年春を目指して、南海グループである泉北高速鉄道の参画や対応駅の拡大を計画している。

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