2022年5月19日12:50
シナネンホールディングスは、自社グループの顧客向けポイントモールサイト「brio point mall(ブリオポイントモール)」の本格稼働を開始した。
「brio point mall」では、同サイトを経由して提携先のECサイトに遷移後に商品・サービスを購入した人に対し、その購入先サイトでの購入価格などに応じて、独自のポイントを付与する。1ポイント=1円換算(有効期限1年間)で、一定のポイント数より、現金・電子マネー・ギフトカードとの交換など、さまざまなサービスを受けることが可能だ。また、利用者の購買履歴、行動パターンや同サイトでのアンケート回答などのデータを蓄積・分析して、参加企業からの利用者の嗜好に合わせたキャンペーンの提案を行う、マイページ機能を備えている。
「brio point mall」のサイトの構築においては、中央電力とGMOメディアが共同開発した、エネルギー業界に特化したポイントサイト構築・運営ソリューションを導入している。サイトの運用も当社を含めた3社共同で行っている。
2022年1月より、サイトの利便性の向上を目的に、自社グループ社員を対象に運用していたが、このほど本格稼働の準備が整い、自社グループの利用者向けに案内を開始した。
その第1弾として、自転車の製造・卸売及び自転車専門店「ダイシャリン」を展開するシナネンサイクルの利用者向けに入会の案内を開始した。また、「brio point mall」を経由して「ダイシャリン公式自転車通販サイト」で商品を購入することでポイントが貯まるようになった。
今後も、シナネンホールディングスのグループ各社が順次、同サービスに参加し、利用者への入会の案内を開始する。あわせて、ポイントを付与するイベントやキャンペーン、およびポイントの利用方法の幅を増やしてポイントの価値を向上させると共に、同業他社や類似のサービスを展開する他社を巻き込み、魅力的なキャンペーンやサービスを展開することで会員数を拡大して、会員数100万人を目指すという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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