カード情報漏えい事故調査機関「PFI」に認定(GMOサイバーセキュリティ byイエラエ)

2022年8月9日19:53

GMOサイバーセキュリティ byイエラエは、2022年7月27日に、ペイメントカードの国際的なセキュリティ基準であるPCI DSSの開発、管理、教育、および認知を行うPCI SSCから、カード情報漏えい事故を取り扱う調査機関であるPFI(PCI Forensic Investigator)として認定されたと発表した。

これにより、各種オンラインサービスをはじめとするクレジットカード情報等の漏えい事故に対し、PCI DSSに準拠したフォレンジック調査や、カード取引再開の支援が可能となった。

PCI DSSに準拠したフォレンジック調査や、 カード取引再開の支援が可能に(GMOサイバーセキュリティ byイエラエ)

クレジットカード等の情報漏えい事件は、被害状況に応じた損害補償や一定期間の営業停止など、加盟店に重大な影響を与えるため、通常のフォレンジック調査と比較して、被害の影響をより正確に調査することが求められる。仮に情報漏えい事件が起きた加盟店はPCI DSSにおいて、フォレンジック機関(PFI)により事件発生の事実を調査することが義務付けられている。PFIによる事実調査が完了するまで加盟店はクレジットカードを利用した営業活動が再開できない。

不正利用被害が増える一方で、国内のPFIは不足しており、現在調査を行うためには数か月待ちになっている加盟店も存在しているそうだ。早期の復旧に向けてPFIへの早期相談ができる体制の構築は、クレジットカード加盟店にとって重要な経営課題となっている。既存事業で培った攻撃者の視点によるフォレンジック技術の強みを活かし、同社の顧客でもあるクレジットカード加盟店の重要な経営課題を解決することが必要であると考え、今回の認定取得に至った。

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