2023年1月10日17:15
国立大学法人 長崎大学情報データ科学部は、CCCMKホールディングスグループのCCCマーケティング総合研究所(CCCマーケティング総研)、長崎市、および電子マネーカード及びICカード乗車券の企画、プロモーション、発行に関する事業を行うエヌタス(長崎県長崎市)と協同して、Tポイントのデータを基に長崎の地域創生をテーマにした産学連携授業を実施した。
今回の産学連携授業は、長崎大学 情報データ科学部にてデータマイニング・観光政策・観光ビッグデータを専門分野とする一藤裕准教授の講義「社会・観光情報学I」を受講する43名の学生がTポイントのデータを活用して、『Z世代が「長崎市に住み続けたい」と思える施設を企画提案』するもの。統計加工化したTポイントの購買データに加え、長崎バスやタクシーなどで使える地域ICカード「エヌタスTカード」の乗降に関わる統計加工データを基に、3回にわたるグループワークを実施。 2022年12月16日に企画プレゼンテーションが行われ、CCCMKホールディングス、長崎市およびエヌタスの担当者も参加し、長崎市の抱える課題や取り組みについての講義、企画提案へのコメントなども交えながら授業を実施した。企画プレゼンテーションでは、長崎に住む学生ならではのユニークな視点による8つの提案があったそうだ。
長崎大学、CCCマーケティング総研、長崎市およびエヌタスは、今回の産学連携授業から得た成果を、さらなる長崎地域創生につながる取り組みへと発展させていくことを検討しているという。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
カード決済、PCI DSS、ICカード・ポイントカードの啓蒙ポータルサイト