2023年1月26日9:00
モロッコのS2M はデジタルペイメントシステムを提供するグローバル企業だ。同社ではセキュアな決済ソリューションを世界中に提供している。例えば、トークナイゼーション(Tokenization)やBNPL(後払い、Buy Now, Pay Later)、インスタントペイメント(Instant Payments)、モバイルでセキュアな支払いができるモバイルペイメント、SoftPOS(ソフトPOS)など、最新の技術やトレンドに対応したサービスを銀行などの顧客に提供しているそうだ。
アフリカ、中東、アジア、オセアニア等で展開
トークン化、BNPLなど、最新技術を提供
S2Mは、デジタルペイメントで40年以上の実績があり、世界30カ国の支店がある。また、120の取引先があるという。メインの顧客は銀行となる。同社のソリューションは、アフリカ、中東、アジア、オセアニアなどで提供されている。
S2M マーケティング&ニュービジネス・モデルズ・ディレクター Youssef Berrada Badaoui氏は「我々は世界で最新のデジタルペイメントソリューションを提供しています」と説明する。例えば、カード番号をトークン化する「トークナイゼーション」、後払いの「BNPL」、スマートフォンなどでセキュアな支払いが可能な「モバイルペイメント」、リアルタイム少額決済となる「インスタントペイメント」などだ。
トークナイゼーションは世界的なデジタルセキュリティベンダーと同様の機能を提供している。顧客がモバイル決済を開始すると、機密データがトークン・サービス・プロバイダー (TSP)に送信され、TSPがクレジットカード番号等を、アルゴリズムによってランダムに生成されたトークン番号に置き換える。 S2M は、送信側部分を管理する TSP との通信インターフェースを提供している。同サービスは、オーストラリア、ニュージーランド、ヨルダンなどで実装されていると発表されている。
humm groupにBNPLソリューション提供
欧州や米国市場でサービス拡大目指す
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