2023年2月16日16:06
PayPayは、2022年4月から約10カ月で「PayPayポイント」の発行額が5,000億ポイントを突破したと発表した。また、2022年度の年間発行額は、前年度比約1.5倍増となる6,000億ポイント規模を見込む。
PayPayは2018年10月のキャッシュレス決済サービス「PayPay」の提供開始と同時に、「PayPayポイント(旧PayPayボーナス)」を決済金額に応じて付与するポイントプログラムを開始した。登録ユーザーは5,500万人を超え、国内コード決済における「PayPay」の決済取扱高のシェアは約3分の2を占めるコード決済サービスに成長している。同社では、サービス開始から4年半という期間で、2022年度の年間発行額が6,000億ポイント規模になることを見込んでいる。
2022年4月にポイント名称を「PayPayポイント」に変更すると共に、グループとの連携施策を強化し、「ソフトバンク」や「Yahoo!ショッピング」などグループのサービス利用で、さらにお得にポイントが貯まるようになった。また、「PayPay」と「PayPayカード」を連携することで「PayPay」で利用した金額を翌月まとめて支払えるサービス「PayPayあと払い」においては、「PayPay」と「PayPayカード」のどちらの利用時にも決済金額の1.0%から1.5%のポイントが付与され、「PayPayカードゴールド」を連携した場合は、決済金額の1.5%から2.0%の「PayPayポイント」が貯まるようになっている。これらの施策に加え、総務省が実施するマイナポイント事業においては、マイナポイントの受取先として「PayPay」を登録してもらい、ポイント発行額が大きく増加した。さらに、全国の地方自治体と連携して行っているキャンぺーンでは2022年度もさまざまなユーザーに利用され、対象地域でのお買い物や食事を「PayPay」で支払うことで決済金額の最大40%のポイントが付与された。
また、貯まった「PayPayポイント」は、「PayPay」で決済する際に、1ポイント1円分として利用でき、ポイントに有効期限もないため、自分の好きなタイミングで使うことができるという。また、PayPayアプリ上から「PayPayポイント」で気軽に疑似運用が体験できる「ポイント運用」や保険に加入できる「PayPayほけん(1day)」など、PayPayアプリで利用できる金融サービスでも使えるそうだ。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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