「ラグジュアリーカード」2023年はコミュニティ強化、SDGsへの取り組みも

2023年5月10日10:10

Mastercardのプレミアムカードを展開する「ラグジュアリーカード」は、今年日本参入7年目を迎えた。同社では、このほど会員の2022年の消費動向をまとめた「2022年新富裕層の消費動向レポート」を発表した。また、これまでの成果と2023年の新たな取り組みを紹介した。

会員の約6割が経営者層
トラベル、アート、ダイニングなどでプレミアムな取り組み

「ラグジュアリーカード」を展開するBlack Card I 代表取締役 林ハミルトン氏は、「今でも戦争、円安、インフレ、大手企業のリストラなどの影響が市場に影響を及ぼす不安定な環境の中、エクスペリエンスを提供するブランドとして進化して、開発を重ねてコミュニティを支援していきたい」と話す。

Black Card I 代表取締役 林ハミルトン氏
Black Card Ⅰ ラグジュアリーカード 最高執行責任者の菊地望氏

ラグジュアリーカードは、2008年に米国で発行され、日本では2016年11月に事業を開始。日本では4タイプのカードを発行している。ゴールド、ブラック、チタニウムの3種の金属製カードに加え、2021年11月には最上位カードとしてブラックダイヤモンドもリリースした。国際ブランドは、Mastercard再上位ランクのワールドエリートを採用している。

同カードの特徴として、単なる決済手段の提供ではない点が挙げられる。年会費は5万5,000円(税込)からと他社より高額に設定しているが、ユニークなサービスの開発・提供を行うことで差別化している。2点目は、ミレニアル世代からも支持を受けていることだ。ステイタスカードは成功者が持つカードのイメージがあるが20代、30代の若い層の入会も目立つそうだ。3点目は法人カードの成長だ。同社では一般カードとともに法人カードの展開も行っているが、税金の利用でも変わらずにポイントが付き、法人カード会員には、2020年にスタートしたLCオーナーズコミュニティに参加できる特典が付く。4点目はエンゲージメントの高いコミュニティを提供しているが、会員の約6割が経営者層となっている。

ラグジュアリーカードの2022年の取り組みとして、JALのマイレージの移行マイルの上限を恒常的に撤廃。会員からは、貯まったポイントをマイルに変えられるニーズが受けている。また、羽田のパワーラウンジにおいて、2022年4月29日~2022年5月29日までの期間限定で、カード利用者にケンズカフェ東京の「CRIOLLO生チョコレート」とシャンパーニュミニボトルを無料提供した。

さらに東京国立近代美術館の企画展「大竹伸朗展」において、2022年11月9日に閉館後の美術館を特別に貸し切り、東京国立近代美術館主任研究員の成相肇氏による解説付きで、作品を鑑賞できる取り組みを実施した。そのほか、東京ミッドタウンでの貸し切りアイススケートを2022年12月〜2023年2月までの5日間開催。「アバター:ウェイ・オブ・ウォーター」の公開初日には、プライベートビューイングとともに、Black Diamond会員だけのレセプションパーティーへ無料招待している。

ダイニングでは、ラグジュアリーアイコンをシリーズ化。入手困難なルイ13ギフト・コレクションキャビアセットを販売した。また、HARNEY&SONS表参道のカフェ優待を開始している。さらに、京都蒸溜所と「季の美 エディションG exclusively blended for LUXURY CARD」を使用したオリジナルカクテルセレクションをセルリアンタワー東急ホテルにて期間限定で開催している。さらに、会員と一緒にワイン作りの過程を楽しむコミュニティ「LCプライベートリザーブ“樽”」がスタートした。

ラグジュアリーカードのコミュニティでは、会員同士をつなぐネットワーキング特化型ソーシャルアワーを60~90名で実施。ゴルフコンペ、大阪でのソーシャルアワー、Black Diamond限定のソーシャルアワーを開催している。

提携カードのプログラムでは、競走馬の馬主向けのカードを発行。また、新ロイヤリティプログラム「LC Lifetime VIP Program」を開始している。

ふるさと納税では、「季の美 エディションG exclusively blended for LUXURY CARD」の売上から106万円を京都府ふるさと納税「文化財を守り伝える京都府基金」に寄附している。また、長野のLC wineリザーブ樽では、農福連係で就業支援をしているワイナリーと連携。雇用創出も兼ねた取り組みとなっている。企業版ふるさと納税では、寄附することでRCG SDGsポイントが貯まり、地域のSDGsの達成や地方創生に達成できるという。

2022年は、さまざまな業界のブランドと連携することに成功している。

業界初のオンラインコミュニティ「LC Circle」
「The BARREL by LUXURY CARD」を作成

2023年は消費意欲の高い層へのアプローチとして、生まれ変わった「LC COMMUNITY」を新たに提供開始した。その一環として、クレジットカード業界初となるオンラインコミュニティ「LC Circle」を3月31日にローンチしている。「LC Circle」は、オンもオフも会員同士がつながることをサポート。専用アプリをローンチして、会員同士がプライベートや趣味などのオフでも関係を構築できるようにする。例えば、ペットや釣りが好きな人などのつながりを作り、オフ会につなげる。また、法人がサービスを告知できる「LCオーナーズコミュニティ」も「LCマーケットプレイス」として2023年夏頃に進化し、自社の商品・サービスを用い会員優待として特別プランや限定パッケージを作成してもらうことで、全国のラグジュアリーカード会員向けに自社ビジネスを広くアプローチすることが可能だ。さらに、ペット、ワイン、アクティビティ、車などテーマを絞った「ソーシャルアワー」を開催予定だ。

4月14日からは、日本国内のレストランやシェフ、生産者とコラボレートするレストラン「atirom Tokyo」の富士山カヌレをベースに、日本酒「HINEMOS」、ケンズカフェ東京、HARNEY & SONSの3社の素材を提供し、さらに東京国立近代美術館所蔵・横山大観の絵画「生々流転」をパッケージに起用した限定企画「ラグジュアリーカード 富士山カヌレ」を発売している。

SDGsの取り組みでは、日本で初めてゼロ・ウェイストを宣言する徳島県上勝町の取り組みに共感し、上勝町のブルワリーRISE & WIN Brewing Co.とコラボレーションし、ウイスキー樽で熟成したクラフトビール「The BARREL by LUXURY CARD」を作成した。4月11日から会員先行販売し、4月21より一般販売を行っている。ラベルは油画アーティスト・荻野夕奈氏とコラボレーションした。

RISE & WIN Brewing Co.を運営する田中達也氏。RISE & WIN Brewing Co.は、これまでもリデュース、リユース、リサイクルに取り組みながらビール造りを続けており、現在は醸造過程で生まれる副産物をたい肥化する取り組みを進めており、これを用いて麦畑を育て、ふたたびビールを生み出すことを目指している。同時にレストランや宿泊施設を運営しているそうだ。

2022年のラグジュアリーカードの成長は?
平均年収が昨年対比で40%アップした要因

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