2023年7月11日8:00
韓国・ソウルで開催された「Retail Tech Show 2023」では、PAX製の端末を韓国で提供するKWANG WOO I&Cが出展した。同社は韓国でAndroid端末の普及に力を入れている。
2017年からPAXグループに
「A8700」や「E600mini」を投入
KWANG WOO I&Cは韓国で約25年にわたりビジネスを展開してきた。同社は2017年にグローバルに決済端末ビジネスを行うPAXグループにジョインした。PAXの製造・開発能力と同社のこれまでの経験を生かし、韓国市場に最適化した製品を投入している。
韓国市場では、Android端末の「A800」などを2023年3月から市場投入。すでに3万5,000台を独占契約して提供した実績があるという。韓国の決済端末市場ではAndroid端末は普及途上だが、市場に広げるべく積極的に営業活動を行っている。端末は代理店経由で加盟店に出荷している。また、アプリも企業ごとに提供可能だという。
また、「A8700」や「E600mini」といった製品も韓国市場で投入の準備を進めている。いずれもAndroid 10のOSを搭載し、ダブルのタッチスクリーンを搭載している。両製品ともすでに韓国のKCマーク(Korea Certification Mark)の認証は終わっているという。
「A8700」は今後国内でも展開が予定されている端末だが、韓国市場でも普及も期待されるという。EMVの接触、コンタクトレス(タッチ決済)、磁気、コード決済に対応できる。
「E600mini」は、顧客向けは3.5 インチ、店舗向けは7 インチのタッチ スクリーンが特徴のコンパクトな決済端末だ。
韓国市場向けに作られた端末も
Apple Payでタッチ決済の普及が加速?
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