2023年9月19日19:56
三井住友カードと住友生命保険相互会社(住友生命)は、三井住友カードが提供する金融サービスと、住友生命が提供するヘルスケアプログラムのノウハウを組み合わせ、デジタルを起点とした「ヘルスケア分野」における顧客体験、および健康長寿社会を実現する社会的価値の提供に向け協業を開始すると発表した。
第一弾として、2023年10月2日より、「Vitalityスマート for Vポイント」の提供を開始する。同サービスでは、日々の健康増進活動を通じて、三井住友カードが運営するSMBCグループ共通ポイント「Vポイント」をお得に貯めることができるという。
三井住友カードは、2022年11月より、オンラインの「保険ポータルサイト」の運営を開始し、三井住友カードの利用者向けに、住友生命の子会社であるメディケア生命の医療保険の提供を開始した。申込から決済、保険金の請求までをスマートフォンアプリで完結できる、デジタルを起点とした顧客体験に取り組み、2023年3月には、個人向けの総合金融サービス「Olive」の利用者にも提供を開始している。証券や保険分野を中心にグループ外のパートナーと幅広く協働し、三井住友カードの提供する決済サービスや「Vポイント」と絡めたサービスなど、中長期的な資産形成の支援やニーズに合わせた魅力的な商品を提供している。
一方、住友生命が2018 年7月に発売した健康増進型保険“住友生命「Vitality」”の累計販売件数はコロナ禍や長寿化を背景とした人々の健康意識の高まりにより、150万件を突破しており、2023年3月には保険契約とVitality健康プログラムを切り離して利用できる「Vitalityスマート」を販売開始した。
こうした、現在のデジタルベースでのサービス提供の拡大、および社会課題から生じるヘルスケアニーズの拡大を受けた両社が目指す方針として、ヘルスケア領域における社会的価値創造に向けて協業することとなった。
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