2023年11月16日8:00
日本でもダイエーがNTTデータの協力を得て、レジを通さずに商品の購入が可能なウォークスルー店舗「CATCH&GO」をオープンしたり、TOUCH TO GOが無人決済店舗100カ所を突破するなど、省人化・無人化に向けたさまざまな取り組みが行われている。イギリス・ロンドンの大規模な展示会場であるExel London(エクセル・ロンドン)にある「Market Express」ではカードやモバイルをタップして入店し、レジを通さずに買い物ができるサービスを提供していた。
カード/モバイルのタッチで入店
商品を手に取ってそのまま退店も可能
エクセル・ロンドンは、毎年約400イベントと400 万人の来場者が訪れるロンドン屈指の展示会場となる。「Market Express」は、Amazon の「Just walk Outテクノロジー」を利用したサービスで、エクセル・ロンドンのケータリングパートナーとなるLevy UK&Iが導入を支援したという。
特徴として、利用者はアプリのダウンロードをせずに入店でき、レジを通さずに買い物が可能だ。利用者は、タッチ決済機能が付いたカード、もしくはモバイルウォレットを利用して買い物できる。
入店時には、入り口に設置の決済端末にカードやモバイルをタップするとゲートが開き買い物を行うことができる。利用者が棚から商品を取ると、IT技術でユーザーが手に取った商品、もしくは棚に戻した商品を認識する。
利用者は、そのままゲートを出ると入店時に認識したカードにより、持ち帰った商品の金額が自動的に請求される。そのため、POSレジで支払いのために並ぶ必要はない。
Amazonの「Just Walk Out テクノロジー」は、店舗の形態や照明の条件、買い物客の行動など、何百万ものショッピングシナリオを模倣する合成データセットを構築しているという。また、買い物した個人データやクレジットカード等のデータが記録されることはないそうだ。
利用して気になった点は?
ロンドンで展開される無人決済店舗
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