2025年4月30日9:00
会計バンクは、スマホ完結型の開業支援サービス「スマホ開業FinFin」を2025年4月28日に提供開始した。「スマホ開業FinFin」は、個人事業主の事業開始時に必要な開業届や青色申告承認申請書をスマホ1台で作成でき、さらに電子申請にも対応することで、印刷や郵送の手間を省くという。これにより、すでにフリーランスや個人事業主として活動していながら、まだ開業届を提出していない人や、今後副業や本業と並行して起業を目指す人にとっても、起業準備にかかる時間と手間を大幅に削減し、開業手続きがしやすくなるという。
会計バンクは、これまで「スマホ会計FinFin」や「スマホインボイスFinFin」といったアプリを通じて、フリーランスや副業者がスマホひとつで会計処理や確定申告を完結できる環境を提供している。また、2024年にはタイミーとの業務提携により、スキマ時間で働くスポットワーカー向けの確定申告支援アプリ「確定申告 for スキマバイト」も展開している。
開業届とは、個人が事業を開始する際に税務署へ提出する「個人事業の開業・廃業等届出書」のことを指す。最大65万円の控除が受けられる「青色申告特別控除」の適用を受けるためには、開業届の提出が前提条件となる。また、開業届の控えは、銀行やカード会社で事業用口座やビジネスカードを開設する際に、必要書類として求められるケースがある。さらに、フリーランスや個人事業主としての活動実績を公的に示す証明となり、取引先との信頼関係構築にもつながるという。
また、すでにフリーランスや個人事業主として活動している人でも、後から開業届を提出することは可能ddあ。しかし、青色申告をしたい場合は、青色申告を適用する年の3月15日までに青色申告承認申請書を税務署へ提出する必要がある。すでに活動している場合でも、届出前の期間については青色申告の対象外になる可能性があるため、いつから青色申告を始めるかによって提出のタイミングを逆算することが重要だという。
「スマホ開業FinFin」は、個人での開業を目指すすべての方に向けて開発された、スマホ完結型の開業支援アプリだという。副業・兼業をしながら起業する人のために、平日のスキマ時間や通勤中でもスムーズに操作できるシンプルなUI/UXを採用したそうだ。
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