2025年5月12日8:35
BASEは、2025年5月8日、2025年12月期 第1四半期の決算説明会を開催した。同社では、2025年7月から、ショッピングアプリ「Pay IDアプリ」に販売手数料を新設する予定だ。
YELL BANK事業も成長
EストアーへのTOBが成立
BASEグループは、グループの対象顧客を増やすプロダクトとなる決済・ネットショップ作成の「BASE」、決済サービス「PAY.JP」と、 対象顧客への付加価値の向上を担うプロダクトである金融サービス「YELL BANK」、ID決済・ショッピングアプリ「Pay ID」、越境ECの「want.jp」を保有している。
2025年12月期 第1四半期は、グループGMV及びYELL BANK事業の成長により、売上高は前年同四半期比+27.3%、売上総利益は同+31.9%となり、想定通りの推移となるそうだ。
中核となるBASE事業のGMVは前年同四半期比+8.3%、売上高は同+15.7%、売上総利益は同+19.6%となった。また。PAY.JP事業のGMVは前年同四半期比+20.8%、売上高は同+19.3%、売上総利益は同+43.9%となっている。
また、BASEグループの対象顧客の拡大を目的に、1,000億円規模のGMVを保有するECカート事業「Eストアーショップサーブ」 を運営するEストアーに対し、 JGIA2号シリーズファンドが特別目的会社(SPC)を設立し、2025年3月からTOBを実施。4月にEストアーへのTOBが成立し、7月にはBASEがEストアーの株式をSPCから取得する予定だ。Eストアーのグループジョインにより、既存プロダクトをはじめ、Eストアーの「ショップサーブ」加盟店への横展開による幅広いシナジーを見込んでいる。ショップサーブは、クレジットカード、コンビニ払い、BNPL、Amazon Pay、 PayPay等の各種決済をすぐに利用開始できるサービスであり、「BASEかんたん決済」と類似しているという。今後は、決済領域に関する機能・システムの最適化を図る予定だ。
「PAY ID」アプリ経由で決済金額の9.5%+40円
PAY ID経由のGMVに占める割合は10%強
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