2012年11月11日9:00
米国東部を襲った大型ハリケーン「サンディ」は、ニューヨーク市長によると「未曾有の破壊的暴風雨」となった。
北米での死者は40人を超え、ニュージャージー州とニューヨーク州の原発3カ所では、冷却水異常や送電異常で停止した。冠水や停電などによる被害は甚大だ。
ハリケーンや地震などの被害が発生したときに、米国の金融機関の対応は速い。バンクオブアメリカは赤十字や被災地などへ100万ドルの寄付を発表した。
被災地では、災害救助プログラムを始動。クレジットカードの限度額アップや、ローンやカードの返済猶予、カードや口座情報の紛失、公共料金支払いなどのアシスタントサービスなどを提供する。
個人だけでなく、スモールビジネスも同様のサービスを受けられる。
ウェルズファーゴも100万ドルを寄付する。とともに、全米12,000台のATMで赤十字の救済プログラムへの寄付を受付ける。HSBC USAも100万ドルに寄付を発表している。
米国の銀行は、いつでも緊急発動できる支援策を整備している。
■「カードBizと僕の勝手気ままログ」のリアルタイム更新はこちら
※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。