2013年8月21日19:03
インコム・ジャパンは、LINEが2013年9月にサービス開始予定の「LINE Web Store」で提供されるサービスの決済手段として使用可能なプリペイドカード「LINEプリペイドカード」の取り扱いを開始すると発表した。同カードはインコム・ジャパンのPOSA技術を導入した販売店にて、9月30日より順次発売される。
LINE Web StoreはPCデスクトップ・スマートフォンのブラウザ上からLINEの有料スタンプや、LINE GAMEの有料アイテムを購入することができる、LINEが運営するウェブストアとなる。今回、インコム・ジャパンが取り扱いを開始するLINEプリペイドカードはLINE Web Storeで利用できる主要な決済手段の1つとなる。カードは1,000円券、3,000円券、5,000円券の3種類。
LINEのサービスの決済手段は、これまでApp Store/Google Playによるアプリ内決済のみだったが、プリペイドカードをはじめとする決済手段が利用できるウェブストアを用意することで、LINEユーザーの利便性向上を図るという。
通常、プリペイドカード類の販売には、仕入れや在庫リスク、金券類の管理負荷といった多くの負担が販売店側に発生する。しかし、インコム・ジャパンが提供するPOSA技術(POSレジで支払いが確定した時点で商品等を有効化する技術)を導入している販売店は、盗難、紛失、仕入れ、在庫、返品等の流通上のリスクを負うことがなくなるという。カードの発行会社であるLINEもインコム・ジャパンの同技術を採用したことから、販売店でのプリペイドカードの積極的な陳列・販売が可能となった。