「クレジットカードに関する総合調査」2013年度の調査結果を発表(JCB)

2014年2月10日16:00

ジェーシービー(JCB)は、全国の一般消費者3,500名を対象にクレジットカードの保有および利用の実態について調査する「クレジットカードに関する総合調査」を行い、2013年度版を取りまとめた。調査対象は全国の一般消費者3,500人(20代~60代の男女)で、JCBカードの保有有無は問わない。

これによると、クレジットカード保有率は86.6%で、2012年度の87.4%から微減となった。一人あたりの保有枚数も平均3.3枚で、2012年度の3.5枚より微減。携帯枚数は平均2.1枚で、2012年度の2.2枚より微減となっている。

一番多く利用するクレジットカードは月平均で5.5回、5万円利用している。また、2011年度から3年連続で微増傾向にある。一番多く利用するクレジットカードの主な利用理由は「ポイントやマイルが貯めやすいから」が55%。また、二番目に多く利用するクレジットカードの利用理由は「入会費・年会費が他社と比較して安いから」が43%となった。同傾向は2009年より継続している。

クレジットカードを利用する業種として、「オンラインショッピング」「携帯電話料金」「スーパーマーケット」「プロバイダー料金」「ガソリンスタンド」などが上位で、この傾向は過去3年間変わらない。「携帯電話料金」「プロバイダー料金」「電気料金」「ガス料金」といった、毎月発生する支払いでのカード利用は3年連続で微増。「コンビニエンスストア」「保険料」も3年連続で微増となった。

そのほか、2013年度の世帯あたりの月平均生活費は18.8万円で、2012年度比1千円減少した一方で、月平均クレジットカード利用額は昨年比2千円増の5.5万円となった。

電子マネーの保有率に関する調査では、保有率が72.3%で、2011年度の66.7%、2012年度の70.4%から順調に拡大。利用率(全対象者のうち電子マネーを保有し、かつ利用している割合)は59.1%で、2011年度の55.6%、2012年度の57.0%から順調に伸びている。利用業種は、「鉄道・地下鉄・バス」が最多(31.6%)で、次に「コンビニエンスストア」(30.4%)が続く結果となった。

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