「クレジットカードに関する総合調査」の2016年度の結果を発表(JCB)

2017年2月17日15:42

ジェーシービー(JCB)は、全国の一般消費者を対象に、クレジットカードの保有および利用の実態について調査した「クレジットカードに関する総合調査」の2016年度の結果について発表した。

同調査は、JCBが2000年以降毎年、日本全国の一般消費者3,500人(20代から60代の男女。JCBカードの保有有無は不問)に対して、インターネットにより行っているもの。

その結果、クレジットカードの保有率は84.2%、 保有者一人あたりの平均保有枚数は3.2枚となった。なお、保有枚数2枚が25.2%、1枚が23.0%、3枚が20.7%となり、「2枚持ち」が最も多い結果となった。

1番多く使うクレジットカードの理由のトップは「ポイントやマイルが貯めやすいから」(46.0%)となり、カードの利用にあたっては、ポイントやマイルを最も重視する傾向にあるようだ。

また、クレジットカード保有者の世帯あたり月平均生活費は18.2万円で、 前年度より2,00円減少した。月平均クレジットカード利用額は6.2万円となり、 生活費に占めるクレジットカードの利用割合は34.3%となった。

利用業種は、「オンラインショッピング(インターネット通販)」(37.4%) 、「携帯電話料金」(29.1%)、「スーパーマーケット」(26.0%)が上位となった。

さらに、電子マネーの保有率は80.7%となり、継続して増加している。特に、首都圏においては、 前年度の87.8%から90.0%に増加した。

利用業種は、「鉄道・地下鉄・バス」が半数近く(46.7%)を占め、次に「コンビニエンスストア」(43.8%)、3位が「スーパーマーケット」(27.7%)となり、 スピーディな決済が求められるシーンで電子マネー決済が浸透しているといえる。

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