2014年5月18日23:18
クレジットカード発祥の地米国で、クレジットカード離れがおきている。といっても取扱高が減っているわけではない。
米国民でクレジットカードをもっていない人の割合が増えているのだ。ギャロップの調査によると、2014年4月時点のクレジットカード非保有率は29%。2008年4月は22%、2006年4月は20%だった。
サイフに入れているクレジットカードの平均枚数は、2008年に2.9枚だったが、2014年には2.6枚に減少している。
クレジットカード離れの原因は、リーマンショック以降の景気後退があげられる。米国民はリボルビング負債の怖さを体験し、堅実な生活をおくろうとしている。
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※本記事は日本カードビジネス研究会代表 佐藤元則氏の「カードBizと僕の勝手気ままログ」をご紹介しています。