2014年6月26日19:49
EC決済協議会は、安全・安心なオンライン決済サービスの提供を一層進めていくため、自主ルールを制定したと発表した。
2012年8月1日に設立された同協議会は、イーコンテクスト、GMO ペイメントゲートウェイ、サイバーソース、スマートリンクネットワーク、ソフトバンク・ペイメント・サービス、ペイジェント、ベリトランスの8社が正会員となっており、NTTデータが賛助会員となる。また、会長はベリトランスの沖田貴史氏が務めるという。
「EC決済協議会」は、ECにおける決済を高品質かつ安全、安心に提供することを通じ、さらなるネット経済の発展に貢献することを目的に設立された団体で、設立以来、主に「情報セキュリティ」、「不正利用対策」、「業務運用」などの、あるべき姿の実現に向けた議論を重ねてきたそうだ。
今回、EC業界の継続的な発展と、それにつれ増している決済サービス提供事業者の担う責任と社会的意義の重要性に鑑み、ECの健全な発展に寄与するために決済事業者自らが守るべき自主ルールを定めるとともに、各社が社内の態勢を整備し実践することを目的とした会則を定め、ECの健全な発展の礎となることを目指していく。
また、自主ルールと会則の制定にあわせ、同協議会ではWebサイトも開設している。