2014年7月1日11:28
大東建託と、三井住友カード、ジェーシービー(JCB)および、賃貸不動産専門の決済代行会社であるHUBeesは、大東建託が提供している賃貸契約時の入居時費用のクレジットカード決済において、「分割払い」と「リボルビング払い」への対応を、2014年7月1日より開始すると発表した。
大東建託は2014年5月末時点で81万戸の賃貸住宅を管理・運営している。これらの物件への入居時費用の支払いについては、2013年10月からハビーズが提供するオンライン決済システム「メールでビュン!」を利用したクレジットカード決済に対応しており、敷金、礼金、仲介手数料、前家賃、家賃保証料等を利用者のクレジットカードで支払うことができるようになっている。
利用者にとっては、現金を手元に準備することなく契約手続きを進められ、かつポイントも貯められるメリットがある反面、入居時費用は比較的高額な決済金額となるため、支払いを複数回に分ける等の柔軟な支払方法への要望が高まっていたそうだ。
今回、三井住友カードとJCBは、賃貸契約時入居時費用のクレジットカード決済について、国内で初めて「分割払い」と「リボルビング払い」での決済を可能にした。利用者は「3・6・12回の分割払い」と「リボルビング払い」を選択して、支払いが可能となる。
また、大東建託にとっては今回の「分割払い」「リボルビング払い」への対応により、利用者の物件の選択肢が広がることによる契約率の向上、それにともなう顧客満足度の向上などが見込まれるそうだ。
なお、同サービスで利用可能なクレジットカードブランドは、Visa、MasterCard、JCB、American Expressとなるが、カード種類によって、利用できる支払い手段は異なるという。例えば、Dinersカードは分割払いに対応していない(一回払いは可能)。また、一部の提携カードなどで分割払いやリボルビング払いに対応していないカードがあるそうだ。