2014年12月10日18:13
日本NCRは、同社の提供するセルフレジSelfServ Checkoutの新機種が合同会社西友の店舗に導入されたと発表した。西友ではすでに40店舗でNCRのセルフレジが稼動しており、2015年にかけて、50店舗で400台以上のセルフレジ新機種が導入される予定だ。これにより、合計で約90の西友店舗にNCRのセルフレジが設置されることになる。
今回のセルフレジ新機種の導入に際して、日本NCRのコンサルティング・チームと西友のビジネス・プロセス改善チームは共に、ターゲットとなる顧客層、効果分析、チェッカー効率などのさまざまな調査分析を実施。その一例として、西友の店舗を客数や購入商品数などからカテゴリー分けし、分析を行ったところ、12品以下の購入者が80%を占める7店舗では、セルフレジの利用率は30%だった。そこで、有人レジを10台から8台に減らし、6台だったセルフレジを8台に増やしたところ、セルフレジの利用率は47%まで増加した。このような分析を重ね、効果的なセルフレジの導入を実現したそうだ。