マリノアシティ福岡で公式アプリとハウスカードの連携に向けた実験実施(福岡地所)

2015年1月9日19:23

福岡地所は、同社が運営する福岡市西区の商業施設「マリノアシティ福岡」において、2014年12月20日からサービスを開始した施設の公式アプリケーションと、同社所有施設の共通ハウスカード「f-JOYカード」との連携に向けた実証実験をモニター会員限定で実施すると発表した。

画面イメージ(出典:福岡地所のプレスリリース)
画面イメージ(出典:福岡地所のプレスリリース)

同実証実験は、NTTデータと九州カードの3社協業による取り組みの一環であり、NTTデータが提供する「CAFIS Presh」を用い、将来的な「f-JOYカード」との連携による「CLO(Card Link Offer)サービス」実現に向けた告知ツールとしてアプリの有用性を検証するという。

具体的には、「f-JOYカード」会員でマリノアシティを利用する人を対象にモニターを募集し、参加者にはマリノアシティ福岡で利用できる1,000円分の買い物券をプレゼントするそうだ。実験では、公式アプリより取得するモニターの位置情報等とf-JOYカードの購買情報を連携させ、来場者に向けたさまざまな告知ツールとしての有用性を検証する。位置情報の取得には、GPSのほかBeaconを活用することで、高精度な位置情報を用いた告知を実現するそうだ。

なお、マリノアシティアプリは、マリノアシティ福岡の施設情報を提供するスマートフォン向けのアプリケーションで、施設のイベント情報をはじめ、店舗のタイムセールなどのタイムリーな情報やクーポンを提供する。また、来場者が施設を回遊すると、施設内の位置情報に連動した情報や限定クーポンなどを配信するという。

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