ネットショッピング認証サービスにスマホ活用のワンタイムパスワードを導入(三井住友カード)

2015年10月15日17:17

三井住友カードは、ネットショッピング認証サービスにおける本人認証用パスワードとして、ワンタイムパスワードを導入すると発表した。

One Time Passスキーム図(出典:三井住友カードのプレスリリース)
One Time Passスキーム図(出典:三井住友カードのプレスリリース)

NTTデータと共同で、スマートフォンのアプリを用いたワンタイムパスワードサービス「One Time Pass(ワンタイムパス)」アプリを新たに開発し、三井住友カード会員を対象に、2015年11月16日より提供を開始する。クレジットカード決済における、スマホアプリを用いたワンタイムパスワードの導入は、国内初となるそうだ。

三井住友カードではこのほど、Visa・MasterCardが提供するネットショッピング認証サービスのパスワードに、60秒ごとに変わる一度きりの使い捨てパスワード(ワンタイムパスワード)を導入する。ワンタイムパスワードを導入することで、第三者による「なりすまし被害」を防止することができ、高い安全性を確保できるという。

ワンタイムパスワードは、NTTデータと共同で開発したスマホアプリ「One Time Pass」で提供する。クレジットカード決済の分野で初めて、専用デバイスの持ち運びの必要がない、スマホアプリを用いた「ソフトトークン」型を採用したそうだ。

ネットショッピングでのカード決済の際、ネットショッピング認証サービスのパスワード入力画面で、「One Time Pass」アプリを立ち上げ、表示されたパスワードをコピーし、認証画面に貼り付けるか直接入力することで本人認証が完了する。

なお、同サービスは、三井住友カード会員で、インターネットサービス「Vpass」に登録している人であれば無料で利用可能だ。

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