2016年6月19日9:00
コードペースト型決済代行のストライプ(Stripe)がフランスで本格展開することになった。これまではテストフェーズだった。
すでに数千件のフランス企業顧客を獲得した模様。モバイル機器のWithings、動画サイトのDailymotion、SaaSプラットフォームのAlgoliaとDashlane、マーケットプレイスのDrivyとKissKissBankBankなど。
ストライプの扱い通貨は100種類以上。定期支払いのサブスクリプションも可能だ。欧州発行のカード手数料は1.4%+€0.25。それ以外のカード手数料は2.9%+€0.25だ。
欧州とその他の地域のカード手数料率が1.5%も違う。これはIRF規制によって、欧州のカード発行会社の取り分にキャップがかかっているからだ。
トランザクションごとにかかる€0.25(30円)は高い。1,000円で3%になる。それでもオンラインマーチャントにとっては利便性が高いサービスなのだろう。