2016年10月19日22:12
デジタルセキュリティベンダーのジェムアルトは、アリババ・グループと協業し、同グループが開発した YunOS 向けにコネクティビティとセキュリティを提供すると発表した。
YunOS はクラウドベースのデータ・サービス指向の IoT(モノのインターネット)向け OS で、さまざまな業界で IoT デバイスやチップ、センサーに搭載されている。同提携において、ジェムアルトは Allynis Trusted Service Hub を提供し、アイデンティティのライフサイクル管理を通して、セキュリティに気を配る必要があるセンシティブなアプリケーションのプロビジョニングの実行を容易にするという。
セキュリティを強化することで、コネクテッドカーのドライバー、スマート家電やモバイルデバイスの利用者などの YunOS ユーザーに安心をもたらすそうだ。同協業により、異種 IoT アプリケーションに同一の ID フレームワークを提供するという YunOS のビジョンが拡大する。