2017年3月14日22:51
高野山真言宗・総本山金剛峯寺は、Square(スクエア)を、拝観料や御守・御札の授与、燈籠などのクレジットカード決済および受付業務管理ツールとして利用開始する。総本山がSquareを導入するのは国内初で、クレジットカード払いのニーズが増えていることへの対応や、業務効率化を目的に導入するそうだ。
高野山の二大聖地のひとつ壇上伽藍の納経所から利用をはじめ、2017年4月1日から奥之院の御供所や徳川家霊台、金剛峯寺、大師教会でも導入する。高野山真言宗・総本山金剛峯寺では、僧侶や在家職員が壇上伽藍や金剛峯寺の納経所などで、タブレット端末を使って参拝者および巡礼者の受付業務を行う。SquareはPOSレジとしての機能に加え、クレジットカード決済もできるため、拝観料や燈籠、御守・御札の授与のカード払いにも対応できるようになる。
なお、Squareは、スマートフォンやタブレット端末に無料アプリ「Square POSレジ」をダウンロードすることで、POSレジや、売上分析、顧客管理、在庫管理、従業員の勤怠管理など、商売に必要なツールを、1つのアカウントで利用できるサービスとなる。さらに、端末のイヤフォンジャックに小型のクレジットカード読み取り機「Square Reader(スクエアリーダー)」(4,980円 税込)を差し込めば、決済手数料3.25%でクレジットカード決済に対応できる。