2017年4月19日19:46
KDDIウェブコミュニケーションズは、全国の市町村と IT 企業が連携協定を結び、IT サービスを活用して地方創生を推進するプロジェクト「Cloud ON」を発足したと発表した。第一弾として、2017年4 月 18 日に、沖縄県内の課題を解決するプロジェクト「Cloud ON OKINAWA」の連携協定を締結した。
沖縄県の参画市町村は、糸満市、沖縄市、竹富町、宮古島市の4市町。参画企業は、KDDIウェブコミュニケーションズ、沖縄セルラー電話、CAMPFIRE、Square、freee、BASE、ライフイズテック、ラクスル、Ryukyufrogsの 9 社となる。
現在は4市町との取り組みとなっているが、今後は沖縄県の参画市町村を増やし、範囲を拡大していく予定だ。また、2017年度中に沖縄県の3分の1の市町村がこのプロジェクトに参画することを目指す。
先行事例として、宮古島市のフリーペーパー「宮古島BBcom」と連携し、フリーペーパー契約加盟店舗の希望者に対して、「Jimdo」「BASE」「Square」「freee」を導入するという取り組みを行っている。その動きと連動して、ウェブサイトを作りきれない店舗の方々のために竹富町の移住テレワーカーと提携し、ウェブサイト作成を依頼する取り組みも実施。同取り組みは、宮古島市の課題である店舗 PR 不足の解消と、竹富町の課題である移住テレワーカーへの仕事供給という2つの課題を同時に解決する試みだという。