2017年6月29日8:52
じぶん銀行は、2017年6月28 日から、人工知能(AI)を活用した外貨預金のサポートツール「AI 外貨予測」の提供を開始したと発表した。AIを活用した外貨預金サポートツールの提供は、邦銀初となるとしている。「AI外貨予測」は、同日にバージョンアップした「じぶん銀行スマートフォンアプリ」で利用できる。
「AI 外貨予測」は、AI やビッグデータ解析などの技術に強みを持つAlpacaJapanとじぶん銀行が共同開発したサービスとなる。AIが外国為替相場を分析し、将来の為替相場変動を予測。対象通貨は米ドル・ユーロ・豪ドル・ランド・NZドルの5通貨となる。
具体的には、AIが予測した為替相場変動の結果を、3種類のアイコンを用いてヒートマップとして同行スマホアプリに一覧表示する。各通貨の相場が、1時間以内、1営業日以内、5 営業日以内、3種類の期間内で、上昇しそうなのか、下落しそうなのかが把握できる。また、通貨ごとの詳しい予測情報として、予測した高値・安値の価格を表示するとともに、変動予測の確率をグラフとパーセンテージで表示している。
「AI外貨予測アラート」は、一定以上の確率で高値が予測された場合、上昇確率と予測価格をスマートフォンにプッシュ通知する機能で、為替相場の上昇タイミングを逃さずに取引可能だ。