2017年10月11日15:44
決済サービスプロバイダのゼウスと、ショーケース・ティービーの子会社でチャージバック対策ソリューションを提供するアクルは不正対策分野において業務提携し、ゼウス加盟店様向けに「チャージバック保証サービス」の提供を2017年10月11日より開始したと発表した。
ゼウスはアクルとの業務提携により、ゼウスの決済サービスを利用する加盟店に「チャージバック保証サービス」の取扱いを開始するほか、同サービスを導入した加盟店に、アクルが独自に調査した不正についての国内外の最新傾向や、根本的に不正を排除するための有効な不正対策などについて定期的に情報を提供する。
チャージバックは、なりすましやクレジットカード番号盗用などの不正利用を理由として、クレジットカード会員が利用代金の決済に同意しない場合に、クレジットカード会社がその利用代金の売上を取り消すこととなる。その結果、加盟店様はその利用代金を負担しなければならず、発送(商品・サービスを提供)済みの場合には、多大な損害が発生する恐れがある。
「チャージバック保証サービス」は、加盟店が毎月一定の保証料を支払うことにより、クレジットカードの不正利用に起因するチャージバック発生時に契約の保証上限額内で、加盟店様の被る被害を保証するサービスとなる。
具体的に、まず月額3,000円(税別)のプランでは、本人認証サービス(3-Dセキュア)導入の場合、月100万円まで保証する。また、未導入時には月30万円まで保証となる。
また、5,000円(税別)のプランでは、3-Dセキュア導入の場合、月150万円まで保証し、未導入時には月50万円まで保証するという。