2018年3月19日18:40
デジタルセキュリティベンダーのジェムアルト(Gemalto)は、日本で金融サービスを展開する大日本印刷(DNP)がモバイルバンキングサービスのユーザ利便性向上のため、ジェムアルトの顔認証ソリューションを採用したと発表した。
DNPは、ジェムアルトの生体顔認証ソリューション「Mobile Protector」を活用することで、同社のモバイルバンキングアプリケーションの認証手段として生体顔認証を提供できるようになった。同サービスにより、金融機関の利用者は、顔認証による本人確認でモバイルバンキングサービスを利用することができるようになる。
ジェムアルトの2017年eBankingトレンド調査によると、銀行の68%が、今後5年のうちに顔認識技術の導入を計画している。また、調査を実施した消費者の80%が、生体認証の方が従来のユーザ名とパスワードの組み合わせよりも安全であると感じているという。