2018年7月4日12:27
遠鉄観光開発は、2018年7月1日から、「QUICPay」「iD」「nanaco」「楽天 Edy」「WAON」「TOICA」等の交通系 IC の電子マネー決済サービスと、中国で決済手段として定着しているモバイル決済サービス「Alipay(支付宝:アリペイ)」および「WeChatPay(微信支付:ウィーチャットペイ)」について、同社が運営するホテルおよびレジャー施設にて取り扱いを開始すると発表した。導入場所は、ホテル九重、ホテルウェルシーズン浜名湖、ホテルコンコルド浜松、華咲の湯、浜名湖パルパル、浜名湖オルゴールミュージアム、かんざんじロープウェイとなる。
遠鉄観光開発では、各種ブランドのクレジットカード決済にはすでに対応しているが、全国的なキャッシュレス決済普及の流れを受け、支払い時に利用者よりキャッシュレス決済の取り扱いに関する質問や要望をもらう機会が増えていたという。
今後は2019 年の静岡ディスティネーションキャンペーンおよびラグビーワールドカップ、2020年の東京オリンピック・パラリンピックを控えており、国内外からの利用者が浜松・浜名湖エリアに訪れることが予想され、支払い時におけるお客様の利便性向上が課題だったという。今回の導入により、支払いに要する時間の短縮および手続きの簡略化を図ることで、顧客利便性向上に加え、従業員の業務効率化も目的としている。