新時代のカーライフを提案する「A PIT AUTOBACS SHINONOME」がオープン

2018年11月22日19:05

Tカード会員情報をもとに、幅広い層のニーズに応える、居心地の良い空間づくりを目指す

オートバックスグループのフラッグシップ店舗「スーパーオートバックス東京ベイ東雲」が、2018年11月23日、「A PIT AUTOBACS SHINONOME」としてリニューアルオープン。これに先立ち、21日、現地にて、記者発表会および内覧会が開催された。「A PIT AUTOBACS SHINONOME」は、同社のコアな顧客であるクルマ好きの男性ばかりでなく、三世代にわたるその家族や友人をもターゲットとして取り込むことを目指す、ライフスタイル提案型店舗となる。ポイントシステムで2008年よりアライアンスを組んできたカルチュア・コンビニエンス・クラブが、会員データをもとにリニューアル企画を立案した。

右から、株式会社オートバックスセブン 執行役員 業態開発担当 山添龍太郎氏、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 代表取締役社長 兼 CEO 増田宗昭氏、株式会社オートバックスセブン 代表取締役 社長執行役員 小林喜夫巳氏、ARTA Project プロデューサー/総監督 鈴木亜久里氏、A PIT AUTOBACS SHINONOME 総店長 松本貴志氏

2008年からTポイントとの連携をスタート
データ分析から地域のニーズや課題が見えてきた

現在、全国約570の店舗網で、カーメンテナンス、カー用品販売など自動車関連のトータルサービスを提供するオートバックスグループが、大阪府・大東市に1号店を出店したのは1974年11月23日。そのちょうど44年後に当たる2018年11月23日に、同グループのフラッグシップ店舗「スーパーオートバックス東京ベイ東雲(しののめ)」が、「A PIT AUTOBACS SHINONOME」としてリニューアルオープンする運びとなった。

ライフスタイル提案を掲げた「A PIT AUTOBACS SHINONOME」の店内風景

オートバックスグループは2008年より、ポイントシステムの分野でカルチュア・コンビニエンス・クラブ(以下、CCC)とアライアンスを組んできた。昨年からはポイントをTポイントに一本化し、CCCとの連携を一層強化。

今回のリニューアルプランは、1年以上前からCCCが提案していたもの。T会員の利用状況などのデータから、ニーズや課題を抽出した。「スーパーオートバックス東京ベイ東雲」オープンは1997年6月。その後の21年の社会変化を鑑み、今後のさらなる変化にも対応すべく、同社の発展を支えてきたクルマ好きの男性のみならず、その家族や友人を含むより幅広い層を引き付けるための新業態として、ライフスタイル提案型店舗が開発された。

ボーネルンドがプロデュースしたキッズコーナー

T会員の利用動向・要望をもとに
老若男女、幅広い層に向けてライフスタイルを提案

「A PIT AUTOBACS SHINONOME」5㎞圏内には約100万人が暮らしているが、そのうち約48万人がT会員。リニューアルプランには、これら会員の利用動向や、要望が生かされた。

「A PIT AUTOBACS SHINONOME」の外観。JRりんかい線、東雲(しののめ)駅のすぐそば

書店やカフェへの要望が多かったことを受け、2階にはスターバックス併設のTSUTAYA BOOKSTOREを開設。これまで来店が少なかった若い女性層にも気軽に利用してもらおうと、同じく2階に、教育玩具や育児用具の輸入・販売などを手掛けるボーネルンドがプロデュースするキッズコーナーを設置。オートバックスグループのコアな顧客層であるクルマ好きの男性に、その家族や親世代を同伴して来店してもらい、また平日には、家族やその友人が主体的に来店してくれることも狙っている。

売り場構成も一新。これまでは商品カテゴリー別の括りだったものを、ライフスタイルコンテンツ別に構成し直した。これもCCCの提案が基礎となっている。ライフスタイルコンテンツは、「安心とクルマ」「家族とクルマ」「自然とクルマ」「旅とクルマ」など、8つにわたる。

カルチュア・コンビニエンス・クラブ 代表取締役社長 兼 CEOの増田宗昭氏は、「ネット時代に求められるリアル店舗のあり方を追求した。ネットでは実現できない居心地の良さと何でも気軽に相談できるコンシェルジュの存在をベースに、生活提案、SPA、データベース・マーケティング、個店経営を進めていくことが重要。このうちCCCは生活提案、データベース・マーケティングの分野を支援していきます」と語った。データベース・マーケティングに関していえば、圧倒的会員数を誇るTポイントシステムは、購買データを100%把握しているネット通販に対しても決して引けを取らない。

オートバックスセブン 代表取締役 社長執行役員の小林喜夫巳氏は、「A PIT AUTOBACSは東京・東雲(しののめ)に続き、この数年のうちに名阪にも出店したい考え。ほかの地域については、コンセプトは変えず、スリム化を図りながら出店を検討していきたい」とした。同社執行役員 業態開発担当の山添龍太郎氏は、「これが新しいスタートの第一歩。自宅のリビングルームのように、くつろいで利用していただける店舗でありたい」と抱負を語った。

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