2019年3月4日19:00
インコム・ジャパンは、リンク・プロセシングとQR/バーコード決済を共同で推進することに基本合意したと発表した。
インコム・ジャパンは、約6万5,000店舗のPOSA加盟店を有しており、すでに1万店超の加盟店へ国内外のQR決済を提供している。POSレジでの全店統一化した店舗オペレーションは効率的である一方で、QR決済の急速な広がりを受け、より簡便な方法でQR決済を導入したいという加盟店からのニーズが寄せられていたそうだ。
今回、両者のアセットを活かしたソリューションの開発について協議を重ね、インコム・ジャパンが有する国内外のQR決済事業者と接続しているゲートウェイシステムと、リンク・プロセシングが有する決済ウェア「Anywhere」を組み合わせることで、クレジットカード、UnionPay(銀聯)、J-Debitや電子マネーに加え、QR決済まで対応できるオールインワン型端末ソリューションを開発することで基本合意したという。
リンク・プロセシングは、QR決済にも対応する新しい「Anywhere」をインコム・ジャパンの加盟店向けに提供するとともに、リンク・プロセシングの加盟店に対して共同でQR決済を提供する。なお、サービス提供は今夏までに開始する予定だ。