2019年8月1日18:45
楽天銀行は、楽天カードとIBF Financial Holdings Co., Ltd.(IBF)と共同で、台湾における銀行業務開始を目的として関係当局へ認可等を申請していたが、2019年7月30日に、台湾の金融監督当局である金融監督管理委員会より銀行業の認可を取得したと発表した。商号は、「樂天國際商業銀行股份有限公司」となり、資本金100億台湾ドルとなる。出資比率は、楽天銀行50%、楽天カード1%、IBF社49%となる。
台湾では、楽天グループにて2008年にECサービスを開始以降、クレジットカード、トラベル、フリマアプリ、電子書籍などさまざまな事業を展開している。このほど、楽天銀行は、楽天カードと、かねてより銀行業参入を検討していたIBFと共同で、オンラインでの銀行業開始の認可取得を受け、今後は台湾での2020年度中の銀行サービス開始に向け、各種手続きを進めていく予定だ。