2019年9月2日20:35
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、JTBと提携し、総合決済サービス「PGマルチペイメントサービス」に「多通貨クレジットカード決済(DCC)」を追加し、2019年9月24日より提供開始すると発表した。
DCCは、海外からの購入者が、当日の為替レートを用いて自国通貨建てでクレジットカード払いができる決済手段となる。GMO-PGは「多通貨クレジットカード決済」を拡充し、 越境ECビジネスを展開する、より多くのEC事業者を支援していく方針だ。
JTBが宿泊施設や越境ECサイト向けに展開する「DCC決済サービス」は、 海外からの購入者が当日の為替レートを用いて自国通貨建てでクレジットカード払いができる決済手段となる。日本円建てによるクレジットカード決済とは異なり、自国の通貨にて金額が表示され、その金額でのクレジットカード決済が可能なため、海外の購入者は為替変動の影響を受けることなく支払いをすることができる。事業者は、 売上金額が取引時の為替レートで確定するため、為替のリスクを回避することが可能だという。対応通貨は、2019年9月2日時点で33種類。対応クレジットカードは、VisaとMastercardとなっている。
「PGマルチペイメントサービス」は、クレジットカード決済をはじめ、さまざまな決済手段を一括して提供する総合決済サービスとなる。複数の決済手段や機能を1つの管理画面で一元管理できることに加え、決済手段ごとの締め日や入金日が統一できるため、入出金管理の手間も軽減できるそうだ。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
GMO-PGは、ネットショップなどのオンライン事業者、NHKや定期購入など月額料金課金型の事業者、国税庁や 東京都等の公的機関など102,484店舗(GMO-PGグループ2018年9月末現在)の加盟店及び金融機関等に、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを提供しています。決済業界のリーディングカンパニーとして、決済サービスを中心に、加盟店の売上向上に資するweb広告サービスや、加盟店の成長を資金面からサポートする融資等の付加価値サービスを提供し、年間決済処理金額は3兆円を超えています。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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