2019年11月11日19:20
GMOペイメントゲートウェイ(GMO-PG)は、実店舗向けにキャッシュレスソリューションを一括提供する「GMO Cashless Platform」を、2019年11月11日より提供開始したと発表した。2019年11月11日時点での対応手段は、Alipay、WeChat Pay、ゆうちょPay、PayPay、LINE Pay、メルペイ、d払い、楽天ペイ(実店舗決済)、au PAYとなる。
実店舗の事業者は同サービスを導入することにより、QR・バーコード決済サービスごとの利用契約や導入時のシステム接続などは不要で、複数のQR・バーコード決済サービスを一括導入することができる。また、決済時はどのQR・バーコード決済サービスであっても、 ボタン1つでPOSや端末・タブレットを操作できるため、消費者ごとにコード決済サービスを切り替えるという煩雑な作業も発生しないという。
決済利用時では、「事業者のPOS端末に直結(API接続)する」「マルチ決済端末/QRコード・バーコード専用決済端末を利用する」「決済アプリをインストールしたタブレット等を利用する」の3種類に対応している。いずれの場合も各種QR・バーコード決済サービスを自動識別するため、POSや端末・タブレットの操作を1つのボタンに統一することが可能だ。なお、決済端末はGMOフィナンシャルゲート、ラカラジャパン、ロイヤルゲートのいずれかが提供する。ラカラジャパンの端末は11月11日より提供開始し、GMOフィナンシャルゲートの端末は2020年1月以降、ロイヤルゲートの端末は2020年4月に商用提供を予定している。
GMOペイメントゲートウェイ株式会社
GMO-PGは、ネットショップなどのオンライン事業者、NHKや定期購入など月額料金課金型の事業者、国税庁や 東京都等の公的機関など102,484店舗(GMO-PGグループ2018年9月末現在)の加盟店及び金融機関等に、総合的な決済関連サービス及び金融関連サービスを提供しています。決済業界のリーディングカンパニーとして、決済サービスを中心に、加盟店の売上向上に資するweb広告サービスや、加盟店の成長を資金面からサポートする融資等の付加価値サービスを提供し、年間決済処理金額は3兆円を超えています。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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