グッデイ、ポイント還元開始2カ月弱でキャッシュレス比率が10%以上向上

2020年3月13日8:00

キャッシュレスをファンおよび売上拡大の導火線として最大活用

グッデイが北部九州および山口県で展開する65のホームセンターは、2019年10月~2020年6月まで政府が実施しているキャッシュレス・消費者還元事業の対象店舗となり、キャッシュレス決済で5%のポイントを顧客に還元。ポイント還元後のキャッシュレス比率は、大幅な増加傾向を示している。中でも増加が著しいのは、さらに5%のポイントを付与する「まちかどペイペイ」などのキャンペーンを実施しているPayPayだ。ポイント還元は新規顧客の獲得、高額商品の購買促進に直結し、同社の売上に大いに貢献している。同社ではこのチャンスを最大限に生かして、接客を通じてキャッシュレス決済の利便性や同社の取り組みの周知を図り、ファンの拡大維持につなげていきたい考えだ。

右から嘉穂無線ホールディングス 管理本部
財務経理部 部長 松石 寛文氏とマーケティング部
広報・宣伝 課長 島村 菜見子氏

消費者還元事業スタートを機に
キャッシュレス決済比率が急速に拡大

グッデイ店舗におけるキャッシュレス比率は、ポイント還元開始直前の9月20日に20.21%だったものが、開始後の10月20日には26.87%、11月20日には30.62%と顕著に増加。10~11月の集計結果では、平日平均の26.1%に対し、土日祝日平均は31.4%と高い値を示しているのが特徴的だ。

最もキャッシュレス比率が高い店舗は、2018年3月にオープンした北九州市若松区のひびきの店で、2020年1月度に45.7%を記録。同店は周囲に複数の大学を有する学園都市の新興住宅地に立地し、中心顧客は30~40代のファミリー層だ。2位の姪浜店と3位の長尾店はいずれも福岡市内の都市型店舗で、キャッシュレス比率はそれぞれ44.6%、43.6%。国が当面の目標として掲げている40%を軽く超えている。総じて都市型・大型店舗のキャッシュレス比率は高いが、その一方でキャッシュレス比率17.3%といった郊外型店舗もあり、これらの底上げを図って店舗間格差を縮めることが課題となっている。

もっともこの課題は、時間が解決してくれるのかもしれない。「1位のひびきの店のキャッシュレス比率も、(44.8%を記録した2019年11月の)1カ月前には40%に届いていませんでした」(嘉穂無線ホールディングス 管理本部 財務経理部 部長 松石寛文氏)。キャッシュレス化が遅れがちな店舗においても、日に日にその比率は上がってきているという。

PayPay の決済利率が伸びている

クレカのシェアを奪い拡大するPayPay
キャッシュレス決済全体の約2割を占有

キャッシュレス決済の中で最も大きな比率を占めているのはクレジットカード。2020年1月末時点ではVisa(ハウスカードである「グッデイVisaカード」を含む)が38.91%、JCBが21.56%で、ジャックスその他を含め、クレジットカードが全体の6割強に上る。だがこの割合は、4月時点の85%超から徐々に減少を続けている。これを侵食しているのがQRコード決済。中でもPayPayの躍進が著しく、d払いも一定の比率を確保し始めている。

PayPayは2019年10月1日から、キャッシュレス・消費者還元事業の5%に加えてさらに5%のポイントを付与する「まちかどペイペイ」キャンペーンを開始。第一弾は11月末で終了したが、第二弾を12月1日から2020年3月末までの期間限定で展開中だ。

キャッシュレス決済中のPayPayの比率は2020年1月末現在で21.73%に上っている。これはキャンペーンの成果と同社では評価。一方じわじわとシェアを伸ばしつつあるd払いについては、「ドコモユーザーを中心に今後大きく利用が拡大する兆しです」と同社 マーケティング部 広報・宣伝 課長 島村菜見子氏は期待を寄せる。

高額商品ほど高いキャッシュレス比率
競合との差別化にも奏功

例えば自転車、電動工具、高圧洗浄機、暖房器具といった万円単位に上る高額商品では、接客時間は必然的に長くなる。販売員はその中で、キャッシュレス決済利用によるポイント還元のメリットなどについて丁寧に説明するため、高額な商品ほどキャッシュレス決済比率は高い。競合の大型量販店は消費者還元事業の対象外のため、競争優位性も確保できる。いったん「考えます」と言って売り場を離れた客が、他店と比較した後で再び来店し、購入を決定するケースも多い。

少額決済においても、レジ担当者の「キャッシュレス決済がお得ですよ」という声がけに応じる利用者が徐々に増加。島村氏は、「人海戦術が功を奏していると思います」と話す。

5%の消費者還元は6月までの期間限定の事業ではあるが、同社はこれを新規顧客獲得、購買促進の絶好のチャンスととらえる。キャッシュレス決済の利便性と同社の取り組みについての周知を図り、キャンペーン終了後も継続して来店してもらえるファンの獲得に注力していく意向だ。

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