2020年3月6日17:40
セイコーソリューションズは、2018年11月に発売したモバイル決済端末「AT-2300」において、2020年2月7日より各種QRコード決済サービスの提供を開始した。
「AT-2300」は、キャッシュレス化が加速する中、拡大する電子決済のニーズに応え開発した国産のモバイル決済端末となる。すでに対応している磁気・接触ICクレジット、タッチ決済、銀聯、各種電子マネーに、今回12種類のQRコード決済が加わった。
12種類のQRコード決済は、「au PAY」、「d払い」、「LINE Pay」、「PayPay」、「メルペイ」、「楽天ペイ」、「Alipay」、「AlipayHK」、「JKOPAY」、「Kakaopay」、「UnionPay QR」、「WeChat Pay」となる。
同サービスは、「AT-2300」側でQRコードを読み取るCPM(利用者提示型)を採用。メニューの「QRコード決済」を選択してカメラで読み取ると、顧客が提示したQRコード決済種別を自動で判別する。顧客と従業員の間で決済種別を伝え合う必要がなく、タイムロスや端末の操作ミスなどがおさえられるとしている。
また、メイン画面に大きなタッチパネル液晶、背面にPINパッドを装備した「AT-2300」の本体は、高速LTE通信モジュール、バッテリー、プリンターを内蔵し、装備もオールインワンで使いやすさを追求しているそうだ。
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ペイメントナビ編集部
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