2020年5月11日14:55
ジェーシービー、東京海上日動火災保険、日本生命保険相互会社、野村證券、みずほ銀行、三井住友銀行および三菱UFJ銀行の金融7社、NTTドコモ、KDDI、ソフトバンクの携帯3社、およびトッパン・フォームズは、2019年4月の合意から検討を重ねてきた共通手続きプラットフォーム「AIRPOST(エアポスト)」の構築に賛同し、トッパンフォームズが2020年6月下旬から利用者向けにサービスの提供を開始する予定であると発表した。「AIRPOST」は従来、利用者が企業別に行う必要があった諸手続きを共通化し、高いセキュリティで利用できるワンストップサービスであるという。携帯3社が提供するRCS(Rich Communication Services)に準拠したメッセージサービス「+メッセージ(プラスメッセージ)」との連携により、「AIRPOST」公式アカウントという共通のユーザーインターフェースでの一括手続きが可能となり、利用者の利便性向上や各社の業務効率化を実現するという。
「AIRPOST」は6月下旬に口座振替の申し込み、2020年内には住所変更などの諸届けへの対応を予定している。オープンプラットフォームである「AIRPOST」は、検討段階から携わっている金融機関のほか、多数の企業・団体において参画や収納企業としての利用が検討されている。さらに災害時に発生する諸手続きや行政手続きへの対応、マイナンバーカードを活用した公的個人認証サービスとの連携など、機能拡張も予定されている。
「AIRPOST」の提供は、金融7社およびトッパンフォームズが、経団連が公表する提言「Digital Transformation (DX)~価値の協創で未来をひらく~」におけるDX実装プロジェクトの一環で、面倒な諸手続きをまとめて行う「ワンストップPJ」として生活者の価値実現を目指すものだ。
なお、参画予定時期は、三菱UFJ銀行が6月、三菱UFJファクターが6月、武蔵野銀行が6月、ジェーシービーが9月、東京海上日動火災保険が12月を予定している。
また、あいおいニッセイ同和損害保険、アイペット損害保険株、秋田銀行、朝日生命保険相互会社、伊予銀行、岩手銀行、沖縄銀行、北日本銀行、静岡銀行、七十七銀行、ジャックス、十六銀行、住友生命保険相互会社、損害保険ジャパン、SOMPOひまわり生命保険、大東建託、東京海上日動あんしん生命保険、東北銀行、西日本シティ銀行、日本生命保険相互会社、野村證券、富国生命保険相互会社、みずほ銀行、三井住友海上あいおい生命保険、三井住友海上火災保険、三井住友銀行、三菱UFJ信託銀行、三菱UFJニコス、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、明治安田生命保険相互会社、メディケア生命保険が参画を予定している。
この記事の著者
ペイメントナビ編集部
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